初視察

八王子市の児童館運営を会派(自由民主党相模原市議団)のメンバー6人で視察しました。

八王子市役所で概要を聞いたのち、議場見学を挟んで児童館1館に立ち寄りました。

驚いたのが、八王子市の児童館には常勤職員が各館に3人いること。しかも全員が教職、社会福祉士か保育士の有資格者であること。中高生を積極的に受け入れていること。各種の子育て講座やイベントを企画実施していること、などでしょうか。

厳密な比較はしていませんが、相模原市とは施設構成が違っていて、相模原市のこどもセンターや公民館の要素も持っていると感じました。

個人的に素晴らしいと思ったのは、例えば小学生の頃利用した子どもたちが中高生になっても利用し、今度はリーダーとして後輩たちの面倒をみる、というサイクルができていることでした。若者世代の市政への参画の一環とみることもできると思いました。

相模原でも以前は、ジュニアリーダーやシニアリーダー(高齢者ではありません!中学生です(笑))の仕組みがありましたが、子ども会組織の衰退で、みられなくなってしまいました。

一方で、多くの児童館には学童保育が併設されていますが、こちらは指定管理者が運営しているそうです。施設利用上の事故など、責任の所在は課題にならないだろうかという点は気になったところです。

ほかにも職員配置の在り方(館長を一か所で10年も!)など、興味は尽きませんでしたが、他の自治体の事務事業を知ることは、モノを考えるきっかけになります。短い時間でしたが、有意義な時間となりました。お忙しい中対応してくださった皆様ありがとうございました!

投稿者: はっちゃん

相模原市議会議員 保護司 桐蔭横浜大学法学部非常勤講師

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