相模原市民ギャラリーで開催中の「令和4年度相模原市収蔵美術品展 江成常夫 被爆 ヒロシマ・ナガサキ」を鑑賞しました。
江成さんは、一貫して「負の昭和」をテーマにした作品を発表してきた写真家です。ウチの本棚にも『花嫁のアメリカ』『シャオハイの満州』『記憶の光景ヒロシマ』などの著書が並んでいます。
今回展示されていた作品はほとんどが2000年代、2010年代といった近年のものでした。江成さんの作品は多くが市の収蔵品となっているのは知っていましたが、こういった近年の作品も収蔵しているのか意外に思ったので、ギャラリーの職員に伺ったところ、そうだ、とのお答でした。
相模原市は昭和59年12月3日に「核兵器廃絶平和都市宣言」をし、以来、形を変えながらも「市民平和のつどい」を開催して、平和思想の啓発に努めています。
会期は8月21日(日)までです。関心のある方はぜひ。

