議員生活最初の一般質問の主なやりとりは概ね次のとおりでした。〔答〕は本村市長の発言要旨です。いくつかのやりとりをまとめているため、発言そのものではありませんので、あらかじめご了承ください。
1 相模原駅周辺の新しいまちづくりについて
〔問〕補給廠の一部返還地を含む駅周辺については①既に「広域交流拠点整備計画」が策定されている②基地の返還はまちづくりに活用することを前提に長年市民・行政・議会が一体となって進めてきた③新市街地の形成により成長・雇用が見込める、ことから厳しい財政状況下にあっても民間活力を活用して早期に整備を行うべきでは。
〔答〕駅周辺地区は大きなポテンシャルを有していると考えている。一部返還地については、改めて市民の意見を聴き、土地利用方針の検討に取り組む。魅力あるまちづくりには民間活力の導入が重要と考えており、導入方法や時期について十分に検討を行う。
〔問〕小田急多摩線の延伸について、相模原駅までを先行させる段階的整備の考え方が示されたが、関係者会議の調査のまとめでは、一部返還地等の開発を見込むことで収支採算性に改善が認められる、となっている。この点からも早期整備は必要かつ有効と考えるがどうか。また、上溝までの延伸実現に向け、どのように取り組んでいくのか。
〔答〕上溝までの全線一括整備には収支採算性に課題が残った。先行整備を実現させ、広域交流拠点として発展を遂げることが全線整備につながると考えている。国交相にも要望を行ったところ。
2 犯罪のない明るい社会づくりについて
〔問〕犯罪等をした人が立ち直れるよう支援するとともに、犯罪等のない社会を作るための更生保護活動に携わる保護司会等の活動に対し、どのような支援を行っているか。
〔答〕保護観察対象者との面接等に利用できる更生保護サポートセンターを各区に設置する等を行っている。
〔問〕安全・安心な社会づくりには再犯防止の取組が重要だが、再犯防止推進計画の策定体制と進捗状況について伺う。
〔答〕地域福祉計画との一体的な策定を進めている。保護司等で構成する専門部会を設け、就労支援や住居確保等の取組について令和元年度中の策定に向け検討している。
3「生活者としての外国人」に対する取組について
その他、入管法の改正を踏まえ、外国人受入れ企業への支援、地域で生活する外国人に対する日本語教育の充実や「やさしい日本語」の普及などについても質問を行いました。