神奈川医療少年院跡地利用(2)

少年院とは(法務省矯正局作成『明日につなぐ 少年院のしおり』より)

家庭裁判所の決定により保護処分として送致された少年を収容する、法務省所管の施設です。  少年院では、在院者の特性に応じた適切な矯正教育その他の健全な育成に資する処遇を行うことにより、改善更生と円滑な社会復帰を図っています。  少年院は、おおむね12歳から20歳までの少年を収容しています。また、16歳未満の受刑者を収容することもあります。  少年院には、犯罪的傾向の進度や心身の著しい障害の有無などにより、第1種から第4種までの種類があります。

『明日につなぐ 少年院のしおり』より
神奈川医療少年院は、第3種ではなく、第1種・第2種に指定されていました。

神奈川医療少年院跡地利用(1)

 現在の清新地区の大きな課題、関心事である、神奈川医療少年院跡地の利用問題について、少しずつですが、これまでの経過などをお知らせしていきたいと思います。どのくらいのボリュームになるのか分かりませんし、情報の順番も一貫しないかもしれません。また、繰り返し同じことが何度も出てくるかもしれませんので、あしからず。

 概略を述べると、昭和28年から現在の小山4丁目に所在していた神奈川医療少年院(開庁当初は神奈川少年院)が、令和元年に昭島市の法務国際総合センター内に新設された東日本少年医療・教育センターに移転・統合されました。地元の清新地区としては、地域の活性化につながるような施設の設置を望んでいますが、法務省からは新たな少年院を設置する意向が示されています。

 清新地区では、神奈川医療少年院の移転・閉庁の情報を得てから(新たな少年院の設置が提示される前から)、まちづくり会議が中心となって平成30年度の清新地区まちづくり懇談会、令和元年度と2年度の清新地区まちづくりを考える懇談会「地域の未来を語ろうwith市長」の場において、この地の活用についてを議題として採り上げ、市と議論する傍ら、まちづくり会議として法務省に2度、市長に1度要望書を提出しています。

 私も、令和元年12月定例会議と令和2年9月定例会議の一般質問でこの問題を採り上げましたが、地区の意向に沿うような市の具体的な支援は得られそうもない状況です。国の計画が示された以上、なかなか少年院の設置自体を覆すことは難しい状況ですが、あきらめずに取り組んでいきたいと思っています。

歳末火災特別警戒

12月26日から31日まで、消防署・消防団による歳末火災特別警戒が行われます。慌しい年末は火の元の確認がおろそかになること、また空気が乾燥して火災が発生しやすいことから、警戒を実施して、安心して新年を迎えようというわけです。

例年、消防指令センターで市長に対し警戒態勢の報告後、六つの方面隊長の巡視が行われるのですが、今年は感染拡大防止の観点から規模が縮小されています。南区長時代は、南方面隊長の巡視に同行させていただき、昨年と一昨年は、緑が丘分署で見学させていただきましたが、今年は清新消防団の警戒出動を見送らせていただきました。

ローテーションで期間中毎日4〜5人の団員が、8時から9時半ごろまで車両で地区内を巡回します。警鐘を鳴らしながらとなりますので、気になる方もいらっしゃるかと思いますが、家の前を通るのはさほどの時間ではないでしょう。趣旨をご理解いただき、近くを通った時は一声かけてみてください。

この時期、消防団の警戒に加えて、自治会単位でも火災予防の巡回が行われることがあります。拍子木を打ちながらになると思いますが、こちらも併せて応援してください。

笑門来福xペインティングパフォーマンス

 中央商店街名物のイベントが、実行委員会によって2年ぶりに復活しました。「コロナに打ち勝とう!」をキャッチフレーズに、ローラーペイントアーティストのさとうたけしさんと画家の中林家寶さんによるパフォーマンスに加えて神楽・獅子舞を、商店街のマスコットキャラクターこけ丸が出前するというもの。寒空の下ではありましたが晴天に恵まれ、商店街エリアの6か所(1日3か所ずつ)で行われました。

 私は二日とも一か所ずつ見ましたが、さとうさんはローラーを使って北欧の風景を、中林さんは刷毛や手を使って龍を、それぞれ短時間の内に仕上げていました。

 コロナ禍の中、密を避ける工夫をして開催に踏み切った実行委員会、商店街の皆さんの努力に敬意を表します!

相模大野二題

① 「南区私のイチ押し写真」写真展(相模大野ギャラリー)

 9回目を迎えた南区役所主催の写真展です。七つの地区ごとに並べられています。地区ごとの個性や特徴が見事に捉えられています!今年は100点を超える応募があったそうですが、新型コロナウイルス感染症に配慮して、例年行われている講師(高橋ぎいちさん)の講評は行われません。講師が選んだ優秀作品は既に決定していますが、ギャラリーの投票による賞の決定はこれからです。ギャラリーでの展示は12月21日までですが、インスタグラムでは1月31日まで見られます。

② ステーションピアノ(相模大野駅南北自由通路)

 ようやく相模原でもストリートピアノが!12月25日までの期間限定企画です。これも南区役所の主催です。医療従事者など新型コロナウイルス感染症と闘う全ての人々に対する感謝の思いと一日も早い感染収束の願いを音色に込めて、希望する方に演奏してもらいたいとのこと。12時から5時まで、演奏時間は一人10分。当日受付ですが、YouTuberも何人か登場しているらしいですよ。使用しているピアノは、藤野中学校で使われていたグランドピアノです。隣にはすっかりおなじみの高さ12メートルのクリスマスツリーが。気分も高まりますね!職員の皆さん、寒い中お疲れさまです(コロナ対策のためということは分かりますが、ちょっと多い気も・・・)。ピアノの周りの飾り付けは、女子美術大学の学生さんによるもののほか、(公益社団法人)まち・みどり公社提供のシロタエギクだそうです。

 市役所最後の職場が南区役所だったせいか、南区の様子が気になりますし、写真展は自分の頃もやっていたので、思い入れもあります。伊勢丹の撤退、ホテルセンチュリーの宴会場の廃止など、元気がなくなりかけているのは残念です。

戦車闘争

物騒ですが、映画のタイトルです。また、私ぐらいより上の世代にとっては、ある意味懐かしい響きではないでしょうか。県内では「あつぎのえいがかんKiki」(12月30日まで)と「シネマ・ジャック&ベティ」(12月26日まで?)で上映されています。

1972(昭和47年)8月から11月にかけての約100日間に及ぶ、政党や過激派だけでなく一般市民や市役所職員なども参加した活動を、総勢54人もの当事者等の証言、新聞記事、映像等で構成したものです。誤解を恐れずに簡略化すると、ベトナム戦争で破損した戦車・兵員輸送車を相模総合補給廠(当時は相模補給廠だったか横浜技術工廠?(YEDと呼んでいた記憶があります)だったか)で修理し、横浜のノースドックからまた送り返すのを阻止しよう(ベトナム戦争に加担しない)という運動でした。反対していた側だけでなく、機動隊員、地元商店街の店主や運送会社の運転手などの証言も入っています。個人的に知っている人も何人か出演⁉︎していました。闘争の詳しい内容は各自お調べいただきたいと思いますが、車両制限令の重量オーバーを盾に取って戦闘車両の運搬をストップさせていたのを、米軍車両は適用除外とする改正がされて、闘争はあっさり終了してしまったのでした。

なぜこの映画を観たのか。私は当時15歳、高校一年生で、相模原市民吹奏楽団の練習に参加していた(おそらく)ある土曜日の夜のこと、市役所の向かいにある体育館の中の会議室にいたのですが、西門の方面が騒然としていた記憶があります。また、小学校の鼓笛隊時代にはこの基地で行われていた盆踊り大会で演奏したことや、市役所では渉外課で基地対策に携わっていたことなども含めて、比較的基地との縁が深い気がしているためです。

相模総合補給廠は、旧日本陸軍相模造兵廠を戦後米軍が接収して使用してきましたが、平成26年に17ヘクタールが国に返還され(過去にも一部返還された部分はあります)、市ではまちづくりに活用するよう検討中ですが、今なお約196ヘクタール余りもの面積を有しています。このうち35ヘクタールを共同使用できることになりましたが、市では10ヘクタールを利用して公園整備を段階的に行っています。去る11月14日からその一部が供用開始となり、市民の憩いの場となっています。

どうでもいいことですが、「ごぼう抜き」の新しい(むしろ本来のイメージか?)意味を知りました。駅伝などでは、順位の下の選手が、先を走る他チームの選手を何人も追い抜いて順位を上げる意味で使っていると思います。抜きにくいものを抜く、という意味では同じかもしれませんが、座り込みんでいるデモの人間一人につき機動隊員が二人がかりで両側から脇を抱えてエイヤっ!と座り込みの塊の中から引き抜くのです。これを称してごぼう抜き、というわけです。納得。

おかえり はやぶさ2

厳密にはカプセルだけですが……。

約6年をかけて小惑星リュウグウを探査してきた探査機はやぶさ2がカプセルを切り離し、無事回収されました。市民会館では、カプセルが大気圏に突入する時間帯にパプリックビューイングが行われ、約350人が参加しました。

劇場版(90分)も上映中ですが、なぜか市内では上映されていません。私は、調布で観ました。市立博物館で上映しているのは、短縮版(45分)です。例えば、映画検索サイトを調べても、博物館は上映館のリストに載っていないのです!しかも上映終了予定は12月10日です。フルバージョンを市内でも上映するよう市に働きかけたいと思います。

地区防災訓練

清新地区連合自主防災隊が、地区内の3会場で防災訓練を行いました。コロナ禍を考慮して、一般参加はなく、清新小学校、清新中学校、小山小学校の各避難所運営協議会メンバーを中心に、校長先生も交えて避難所運営訓練が行われました。

参加者は、受付において新型コロナウイルス感染者(避難所では受け入れられない)、体調不良者などの振り分けを行ったり、体育館の中で内閣府作成の避難所運営ポイントの動画を視聴したり、居住スペースの組み立てを行ったりと、実践的な内容の訓練に真剣に取り組んでいました。炊き出し訓練や消火器訓練、起震車体験などは行われませんでした。

検温など受付に時間がかかり避難者のイライラが募る、居住スペースの間隔を空けることにより受入れ人数が減る、避難場所を増やしたことにより運営スタッフが足りなくなる、など、課題は多々あります。みんなの知恵と工夫で対応していかなければなりません。

みんなで進めよう地域福祉

市役所で進めている「出前講座」を活用して、清新地区社会福祉協議会主催の福祉講座が清新公民館で行われました。参加者は、自治会長、福祉部長など約30名。コロナ禍を考慮し、一般参加は募りませんでした。

講師は市地域包括ケア推進課の若手職員で、①地域共生社会とは ②国の動向 ③本市における地域共生社会の実現に向けた取組 について約70分の講話でした。

地域共生社会とは、支え手・受け手という関係を越えて多様な主体が「我が事」として参画し、世代や分野を越えて「丸ごと」つながることによって、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会を目指すもの、だそうです。自助、共助の名を借りて、いろいろなことが地域に下りてくるのはいいけれど、担い手不足は否めません。